単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

10代も20代も苦しかったけど、40代の今は楽になってきた。

私には子供はいないが猫2匹と一緒に暮らしていて、毎日癒されている。

結婚しているので配偶者がおり、結婚を望んでいる人から見れば羨ましがられるのだと思う。

 

私はルイ(配偶者)との交際期間は3ヶ月と短く、入籍後にルイ自身の事を色々と知っていった感じだ。ビビビ婚ではない。お互いのタイミングが合ったからだと思う。

 

入籍して一緒に暮らし始めてから最近まで喧嘩は多かった。お互いの価値観の擦り合わせを行っている内に喧嘩になったり、明らかに片方に非があったり、原因は様々だ。でも、一昨年に私がお酒をやめてから喧嘩の回数は大幅に減った。ゼロではないけれど、今はかなり穏やかな生活を過ごしている。

 

今の穏やかな生活がいつ変化してしまうのかは分からないけれど、出来るだけ長く続いて欲しいと思う。

 

私の10代〜20代の頃の話をするとよく驚かれる。主に両親の話なのであるが、その中でダントツで言われる事は「よくグレなかったね」だった。その言葉の意味が分からなかったんだけど、最近分かった気がする。そして今聞かれたらこう答えたい。

グレてる余裕はなかったんだ

いつ事件が起こるか分からない、いつ両親のどちらかがどちらかを殺すか分からない、発狂するか分からない、自殺するか分からない、何が起こっても不思議じゃないと思っていた。だからグレたりせずにちゃんと家に帰って両親の無事や何も起こっていない事を確認しないと不安だった。

 

今考えると、そんな馬鹿な事は両親共にしないと思うが、当時は本当にそう思っていた。

 

今の穏やかな生活が続いてくれるのなら、10代や20代の自分が頑張った甲斐があるというものだ。人生は死ぬまで修行。それは忘れずに、でも柔軟に、忍耐強く、タフに生きていきたい。

「天使の歌声」…その評判に偽りなし。

先日、elveさん(id:elve)とペリーナさん(id:vicsam)とウィーン少年合唱団の歌声を聴きにサントリーホールまで行って参りました。

 

elveさんのオフレポはこちら↓

天使の歌声を聞いてきたよ! - スナックelve 本店

君は溜池山王駅から丸ノ内線を目指したことがあるか!? - スナックelve 本店

 

ペリーナさんのオフレポはこちら↓

合唱団も良かったけどお喋りいっぱいしたの凄く楽しかった! - vicsamの日記

 

チケットはelveさんが購入してくれました。

ウィーン少年合唱団の存在はずっと知ってはいたけれど、実際に聴くのは今回が初めて。「天使の歌声」と評されるその歌声を聴いてみたい。だがしかし。まだその時、私はそこまで期待していませんでした。後にその気持ちは良い意味で裏切られる。

 

ランチを食べて、軽くお茶をして、その後本番(?)というスケジュールを組んでおり、ランチはこちらでブッフェを食べる事に。

農家の台所 銀座店 - 銀座一丁目/バイキング [食べログ]

 

私が野菜好きという事を2人が気遣ってくれてここに決定!お店探しはペリーナさん、予約はelveさんがしてくれました。私は何もしてねっす(;´д`) 2人共ありがとうー!!

 

だがしかし。

何故だか私はこのお店を「浜松町駅が最寄り」と思い込んでしまっており、丁度私が浜松町駅に到着したそのタイミングでペリーナさんより「迷ってる」というメッセを受信。

私はお店にはまだ着いていないから詳細は説明出来ないけど、ペリーナさんから伝えられる情報をネットで確認して何か役に立てないかとお店情報を開いた所、お店の最寄り駅は有楽町(うちから行くのであれば)である事が発覚!!テンパりながら2人に降りる駅を間違えた&勘違いした事を伝え、またしても私は遅刻して到着。いつもいつもすまぬ(´;ω;`)

 

制限時間は60分と短めですが、お腹一杯食べる事が出来ました♪

あの甘い野菜は「ヤーコン」だったよ。一時期スーパーフードみたいな感じで騒がれてたなぁと思い、多めに食べましたw

 

その後、サントリーホールまでとりあえず移動し、その近くでお茶する事に。

このお茶時間に結構色々話す事が出来て、そこでペリーナさんに「結構マリさんって抜けてるよね」と見抜かれたのでドキィー!ってしましたw ペリーナさん、見抜くの早いw でもその後にelveさんと共に「そこがチャーミング」って言ってくれたので私はこのまま生きていきます!(キリッ

お愛想とか社交辞令とかそんな事はないはずだ!!何せ3人共大雑把な性格だと分かったから!!(何の根拠にもなっていない

 

楽しくお喋りをしている内にあっという間に開場時間に。慌ててサントリーホールへ移動。

 

開演までの間も引き続きお喋りは続き、全く脈絡のない話だったりあっちこっちに話が飛びまくりながらも楽しい会話は尽きない。チラシに書いてあるウィーン少年合唱団の簡単な説明を私が読み間違え、「10歳〜14歳の少年」のところを「0歳〜14歳」と認識し2人に伝える。誰も突っ込まず確認もせずそのまま話が続き、「0歳って事はお母さんも一緒に?」とか散々話すという、今思い出すと何かのコントかなって思う様な適当さが物凄く心地良いのです(帰りの電車で初めて気付いて訂正しました)。

 

さて本題のウィーン少年合唱団

私は男性女性問わず高い歌声が好きです。男性ならテノール。女性ならソプラノ。

ウィーン少年合唱団の魅せどころは、私は勝手に女性ソプラノキー(を少年が歌う事)だと思っていたのです。

全く違った。

 

キーで言えば確かに女性のキーです。

でも、女性とか明らかに違う、でも男性の声でもない。少年の声変わり前の何とも言えない透明感のある声。

天使の歌声とはこれだ。確信しました。

当たり前ですけども完成度も素晴らしい。本当に今そこで生で歌っているの?!と思う程ピタリと合った息。

ヨーロッパで昔、去勢をして声変わりをさせないで少年の声のまま育てられた人達の事をふと思い出してしまいました。

カストラート

カストラート - Wikipedia

映画もあります。

カストラート [DVD]

カストラート [DVD]

 

 

話は戻り、ウィーン少年合唱団

声変わり前の女の子にも、声変わり後の女性にも、ましてや声変わり後の声の高い男性でも絶対に出せない、独特の澄んだ声。

(大切な事なので2回言いました。)

感動してしまって、途中鼻水すするの我慢しました。

 

伴奏はピアノのみです。

アカペラ、もしくはピアノ。

カニエマイスターという方がいて(大人)、その方が指揮者とピアノを両方担います。多分先生的立ち位置なんだと思う…詳しく調べてないんですけども。

ウィーン少年合唱団のHP、ドイツ語と英語しかないんだよ(;´д`) 英語の方で少し読んだけど、多分1組に3人の大人(担当なのか役職なのかが違う)が担当していて、海外公演の際はカニエマイスターと呼ばれる人が引率する…みたいな事を読んで、その後読むのを放棄しました。

 

アンコールは3曲も歌ってくれました。

アンコール曲はHPで確認出来ます。elveさんが送ってくれた!ありがとう♪

これまでのアンコール曲 サントリーホール

 

あまりに感動したので、6月にもう一度聴きに行きます。チケット取りました。

 

令和も芸術に染まって行くぞー!!

「PLAZA」は昔「ソニプラ」と呼ばれていたお店。

先日、elveさん(id:elve)ともぐたん(id:mogmogmogtan)とプチプラコスメ散策&ケーキin新宿!オフ会(?)を行いました。

もぐたんとは1年半ぶり位に会ったはずなのですが、最近会った気分。歳を重ねるとこういう事増える。でも久しぶり感がないのは嬉しいなと思う、私は緊張しいなので…。

 

elveさんのオフレポはこちら↓

新宿で遊んできたよ!! - スナックelve 本店

 

まず待ち合わせはルミネ2にある行列店「サラベス」。

サラベス ルミネ新宿店 | Sarabeth's「ニューヨークの朝食の女王」- サラベス公式サイト

いつもいつもいつもいつも行列が出来てるので、いつか行ってみたいと思っていたお店です。

 

待ち合わせは10:45。

電車内でelveさんから到着した旨のメッセを受け取る。その時10:15。はええ!!安定の早さ!!「先に並んでる」というelveさんのお言葉に甘えてelveさん1人で先に並んでもらう事に。そしてもぐたん到着。私は5分程遅れて到着し、ほぼ並ばず店内に入る事が出来ました。elveさん、もぐたん、申し訳ない(;´д`)

サラベスは全員集まらなくても並べました。行列店には色々な独自ルールがあるから、行列店で並ぶ時は要注意です。改めてelveさんに感謝。

 

少しだけ並んだ時にelveさんに到着がえらい早かったねと言うと、「うん、迷うと思ったから早めに家出たの。京王線から南口に直接来られないじゃん?だから中央東口から出てぐるっと…」と話し続けるelveさんの言葉をぶった切って、もぐたんと私の2人で「京王線から南口に直接来られるよ!!」とつっこんでしまいましたw 「え?え?」と慌てるelveさんが可愛かったw

 

入店し着席。

私が注文したのはクラシックエッグベネディクト

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スモークエッグベネディクトとかもありましたが、私はエッグベネディクト自体食べた事が無かったので、クラシックにしました。美味しい!ナイフを入れると半熟の卵からとろ〜りと黄身が流れ出てきます。どう食べたら良いか分からないので、1口大に切り分けて黄身を絡めて食べました。

 

その後PLAZAでコスメ中心にやいのやいの言いながら店内を見て回る。大声で笑って喋って歩き回ってたので、今考えると周りに迷惑だったかもしれない。反省。

でもめちゃくちゃ楽しかった!!

私は3点プチプラコスメを買いました。

 

 

上記3点を購入しました。まだ1点しか試してません。フジコのシェイクシャドウ使いました。かなり使い勝手良いです。全然ラメ落ちしないし色落ちもしない。水ベースのシャドウなのでアイシャドウベースは使わないのがおススメ。

 

数日前にオルビスのファンデとパウダーを購入していたので控えめにはした…(してない

 

PLAZAとISETANミラーを後にした私達。

15時に予約したカフェまではまだ時間がある。

どうしようかと考えてるとelveさんが「高島屋に行きたい」との事。今、イベントで肌年齢を測れるらしい。

よし!高島屋に行こう!

南口を出た瞬間に「行き方分からないから連れて行って」とelveさん。安定のelveさんw

 

ニューマンを通り過ぎて高島屋に到着。何階の何処でやってるんだろう?とフロアガイドを探していると、elveさんがスマホで調べてくれる事に。

e「えっと…伊勢丹、だったみたい」

も&マ「は?え?!」

e「伊勢丹…だった…みたいです…ごめええええん!!!」となって爆笑しましたw

方角真逆!共通点は百貨店って事だけ!w

 

まだ時間に余裕があったし、えっちらおっちらと伊勢丹へ行き、無事にSK-Ⅱのイベントブースへ到着。elveさんともぐたんがきちんと現実に向き合う中、私は現実を見たくないので測定しませんでしたw

 SK-Ⅱはとても良いという評判しか効かないので気にはなっているのですが、何せ高いんでね…。でも美容液はかなり惹かれました。いつか買うかも。

 

時間が頃良くなったので予約していたカフェ「ラ・メゾン」へ。

La Maison ensoleille table|ラ・メゾン アンソレイユターブル

 

あまりケーキが得意ではない私でも美味しくいただけました♪

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ここは90分制。

到着時には既に行列が出来てましたが、退店時には更に列が伸びてました。

新宿駅前(又は駅ビル)のカフェは全て行列に並ぶ事になるので、予約が可能なお店は予約をお勧めします。無理なら1時間位並ぶの覚悟して並ぶか、高い喫茶店へ(珈琲1杯1000円以上のお店)。高い喫茶店は意外に空いています。伊勢丹内のカフェは別ですが。

 

女子トーク楽しいね!

毎回言ってる事ですけども、毎回楽しいから仕方ないよw

また遊ぼう!女子トークしよう!

 

令和が始まる。

本日5月1日0時から元号が令和に変わったそうで、元号が変わる事について結構騒いでルイに冷たい目で見られていた割にはアッサリとその時を迎えました。

1ヶ月ぶりに記事を書くので勢いがない。

 

elveさんのオフレポをベースに私もオフレポを書こうと思っているので、その内書きます。現実を直視したくなかったので私は肌年齢を測定していません。

 

ここ最近は時間ができると「ディビジョン2」というゲームばかりやってまして、3/15から200時間位やっています。少ない方かな。意外に時間が取れないです。

積極的にマルチプレイを始めたのはこのゲームが初めてかもしれない。

 

令和と全く関係ない話になったけれど、こんな感じで令和もゆるゆると日常が過ぎていくと良いなぁ。

昭和天皇崩御された時は私は蓼科にいて、旅行先なのに全てがお通夜ムードでつまらなかったなぁと思い出しました。まだ小学生だったからさ…。

モラハラの話の続き、と言う程でもないが…。

前回、モラハラについて記事を書きました。

 

【ツイート貼り付け追記】モラルハラスメントの話。 - 単なる普通の変な人

 

色々書くべき事は沢山ある。

でも、私が熱弁を奮っても届いて欲しい人には届かない可能性の方が高いので、今回は続きと言うより補足…とも言えないレベルの補足をします。

書けば書く程伝わって欲しい事が伝わらなくなる、モラハラ加害者の酷さは。

 

さて本題。

モラハラ加害者が配偶者だった場合、100%離婚した方が良い。物凄く大変だけど、離婚しない方が大変です。その見本が私の両親。

 

私の両親は一度も離婚せず(別居は一度有&家庭内別居は数え切れない)、50年近く配偶者として暮らしており、兄と私の2人の子供がいますが子供もそれぞれ自立し、実家では夫婦2人で暮らしています。

私は20年以上母に父はサイコパスモラハラ加害者であると訴えてきましたが、理解を得られたのは昨年。70歳を超えた両親は離婚は考えていませんが、あと10年程度どう父と接していけば良いのか、母は今模索中です。

 

夫婦2人暮らしと言えどマンションなので、戸建てに比べれば音は多少漏れます(しっかりした造りのマンションだけれど、大きな音は漏れます)。父は些細な事で母を怒鳴りつけ、大声を出します。母が嫌がるのを分かっているからです。

母は、ご近所に父の怒号が響くのが嫌なのです。「恥ずかしいから」。母の気が滅入る訳ではありません。慣れっこです。ただ、ご近所に対して恥ずかしい、その一点のみなのです。だから父は、他人に聞こえる様に大声で不機嫌を母に対して撒き散らします。母が嫌がるのを分かっていて、わざとやる。

自家用車の様な第三者の目も耳もない場所では父は大人しいです。そこで大声を出せば母に逆に大声で詰められるからです。自家用車は走ってるから、例え声が外に漏れたとしてもすぐ走り去ってしまいます。母は恥ずかしくない。

 

モラハラ加害者のモラハラは、歳を重ねると増大します。うちの父も昔はここまで酷くはなかったのです。まぁ、その「昔」も標準から考えたら大きくかけ離れてはいましたが。

歳を重ね、モラハラ加害者が我が行いを省みて優しく変わる可能性は1%未満です。ゼロじゃないけど、そこに賭けるだけの価値のある人でしょうかね、その人は。

 

母はモラハラの事を知らなかったし分からなかったからこんなに長く一緒にいてしまい、今となっては離婚出来ない状況になってしまいましたが、まだ中高年位までの方は離婚した方が良いです。離婚にかかるストレスの方が、その先一緒に暮らしてかかるストレスの数倍楽だと思います。

 

うちの父は「離婚しない母がおかしい」レベルの酷い事をいくつもやってますので母も母ですが、父はそれなりにお金があったので離婚しなかったというのもあるでしょうけども…。

 

配偶者がモラハラ加害者だと気付いたら、水面下で離婚に向けて進んでくださいね。あなたの為に。

【ツイート貼り付け追記】モラルハラスメントの話。

elveさんがハラスメントについて記事を書いていた。

 

はら・はら・はらす・め・めんと・もり - スナックelve 本店

 

この記事を受けて(?)、私は私なりの見解でモラルハラスメントについて書きます。

elveさんの記事を読んですぐに記事を書こうと思っていたのだけど、考えれば考える程纏まらなくてなかなか書き始められなかった。けれどずっと「伝えたい」気持ちは消える事なく私の中に残っており、現在の私はその気持ちに押し潰されそうになっているのでとにかく書き始める事にした。

 

モラルハラスメントは色々なハラスメントの中でも相当理解が難しいハラスメントだと思っている。

 

モラルハラスメントの定義はelveさんが記事中にリンクを貼ってくれていた。

 

マリさんはたぶん、具体的な加害者が身近にいて、その人を想定しすぎじゃないかなぁ? と思ったのですがwikipedia:モラルハラスメントによればマリさんの解釈のほうが正しいですね。

 

あれ、引用するとリンクされなくなってしまうのか?elveさんがリンクを貼ってくれたのは下記です。

モラルハラスメント - Wikipedia

 

今改めてリンク先を読んでみたら、elveさんの記事を読んで直ぐにリンク先に飛んだ時に書いてあった記述が無くなっていた。編集されて無くなったのだと思う。編集前に書いてあった記述が正に「私にとってのモラルハラスメント」だった。それは「モラハラ加害者にとってモラハラ被害者は、人ではなく物。所有物である」という事。

 

モラルハラスメントという言葉だけを聞けば、それはパワーハラスメントセクシャルハラスメントと同じものとして分類されると思う。誰もが加害者にも被害者にもなり得る。elveさんの言う通り。パワハラもセクハラもモラハラも騒がれる理由は同じで、「それが原因で被害者が精神に異常をきたす」から問題になるのだ。

 

ただ、私がモラハラ加害者だけパワハラ加害者やセクハラ加害者と違う扱いをするのは、「理解出来ない人には全く理解が出来ない」からだ。モラハラ加害者は、モラハラをする事に全く悪意も罪悪感もなく無意識に行う。そして更に大人になるにつれて厄介になる。知恵をつけるからだ。

 

セクハラやパワハラは、それが第三者に分かった時に「明確に分かる事」である事が多い。曖昧な事に大しては世間は被害者を責めたりもする。それに対してモラハラは、「曖昧な事しかない」のである。つまり、被害者を責める意見が100%出てくる。それが負のループを生む。モラハラ被害によって判断力が鈍っている被害者は、自分が責められると自分が悪いのかもしれないと考えて、助けてと言えなくなる。最悪な結果は自死だ。誰にも助けてと言えず、逃げ場もなく、そうするしかないと視野が狭くなってしまう。私の母の従妹はその最悪の結末を迎えた。

 

先程も引用しましたが、elveさんの記事の中に

マリさんはたぶん、具体的な加害者が身近にいて、その人を想定しすぎじゃないかなぁ? と思った

 

とあります。確かに具体的な加害者が身近にいます。実の父です。私の父がサイコパスであろうという事は過去に記事にしました。

相手がサイコパスかどうか判断する方法。 - 単なる普通の変な人

 

モラハラ加害者が必ずしもサイコパスとは限らないでしょう。でも、サイコパスは必ずモラハラ加害者になると考えています。

 

そして父の他にも、私の周りに複数人モラハラ加害者と被害者がいます。

 

モラハラ加害者は、基本的には被害者を1人に絞ります。多くが配偶者です。親が加害者で子供が被害者という場合もありますが、私が知っている範囲では8割が配偶者です。

被害者以外の人間には、大変愛想が良く礼儀正しく好印象しかない人間を演じます。無意識で演じているので、ボロが出る事は滅多にありません。

 

モラハラの始まりは、大抵「からかい」や「じゃれあい」、もしくは他から見たら「いちゃいちゃ」です。からかい半分で膝カックンとか「わっ!」と脅かしてくる大人には注意してください。

 

あ、そうだ、忘れずに書いておかないと。

マリさんはモラルハラスメント加害者をモラと呼び、それは性格ではなく脳の機能の問題であり治らないものとして話をしていました。

 

モラルハラスメントの定義はまだ固まっていないと思っています。ウィキペディアにページは出来ているけれど、これからどんどん編集されていくでしょう。しかし私は、モラハラ加害者は性格上の問題ではなく脳の機能の問題であると考えています。

モラハラ加害者を「モラ」と呼ぶのは俗称です。元々は「モラハラ夫」等と呼ばれていたと思います。それがどんどん縮まり、「モラ夫」「モラ」となったと記憶していますが、ちゃんと調べていないので違うかもしれない。現時点では男性に多いと言われていますが、女性でももちろんモラハラ加害者はいます。優位に立った時にモラハラ加害者はモラハラを行うので、女性の出産育児等の収入が無い(又は減る)時が狙われ易い。その為、男性に多いと言われています。

 

モラハラ被害というのは第三者にはほぼ分かりません。実際、投げつけられた言葉だけを聞けば「それ位何処の家庭でも1回位は聞いた事のある言葉では無いか」と思います。言葉の問題ではなく、その言葉を投げるタイミング、声の大きさ、声の強弱、不機嫌な態度など、言葉だけでは分からない要素を取り入れて加害者はモラハラを行います。そして被害者の心を徐々に壊していきます。

 

モラハラ被害を受けている」と認知する為には、その状況から離れて自分の心と向き合う必要があります。第三者だけでなく、モラハラ加害者も、渦中にいるモラハラ被害者も、モラハラの存在に気付きません。そして何より一番怖いのが、「モラハラ加害者もちゃんと話し合えばモラハラをやめてくれる」という誤解です。モラハラ加害者は脳の機能が健全ではないので、話し合う事自体が無理です。話し合いを求めれば応えてくれます。涙ながらに被害者が訴えると、加害者は悲しそうな顔をしながら「ごめんね」と言い、改善すると約束してくれます。

 

全部嘘です。

 

モラハラ加害者は被害者の話なんて全く聞いてません。右から左に流れていくお経みたいだと思っています。謝ったり悲しそうな顔をしたり改善すると嘘をついたりするのは、そうすれば話し合いという面倒臭い場面が終わると知っているからです。これが知恵をつけたモラハラ加害者。厄介です。改善するつもりなんて毛頭ありません。そもそも話を聞いてないんだから何を改善すれば良いのか分かりません。もっと言えば、悪意も罪悪感もなく無意識で行なっているので、改善のしようが無いのです。

 

スマホから更新してるのと時間の問題で一旦記事を終了せざるを得ないのですが、この続きは追記なり新たに記事を書くなりします。

 

この記事の最後に、本当は書きたくないけれど書かないといけない事を書いて一旦終了とします。

私がモラハラ加害者の心理が分かるのは、私自身がモラハラ気質だからです。幸いな事に私は「罪悪感」を持っているので、嘘をついたり悪事を働いたりはしません。でも、たまにモラハラ気質が顔を出す事があります。そんな時は私の罪悪感や道徳を司る天使が脳内に現れて、モラハラという悪魔を追い払ってくれます。理性が私がモラハラ加害者になるのを防いでくれる。

 

全然書ききれないわ…。

とりあえずここで一旦終了…。

 

最後に、私が呟いたものを貼っておこう。

 

 

 

 

女の地位を貶めてるのは女。

Twitterで呟いた。

 

 

昔から、男女差別についての議論は尽きる事がない。そういう時、「男VS女」という構成で議論が成される事についていつも疑問に思っていた。個人が特定の男性から傷付けられ、それによって「男性全員が嫌い」と思う事と、女性の地位を向上させる為に議論が行われる事は大きく異なる。にも関わらず、公の場で議論される時にどうして「男VS女」になるのか。

 

女性に「女性らしさ」を一番求めてるのは女性だ。そして、女性が男性に守られる存在であると声高に叫んでいるのも女性だし、「女性らしさ」を売りにして男性に自分をアピールしているのも女性。

 

私は男女差は埋まる事はないと思っているし、そこについて何かを声高に叫ぶつもりもない。「個人を尊重して欲しい」とは思うけれど、それは男女関係ないと思う。

 

私自身、過去に交際相手に酷く傷付けられ、「男なんて嫌い」と思っていた時期があるし、今もまだそういう思考傾向がある。でも、「男が女の地位を貶めてるor女の地位向上の妨げになっている」とは思わない。

 

物凄く極端な言い方をするなら、「女の敵は女」だろう。誰か作家がこの言葉を使っていた気がする。

 

私は、女には女の役割があり、男には男の役割があると思う。もちろん、男女共に担う役割もあると思うが、女性しか妊娠出産出来ない以上、役割を無視する事は出来ない。そう思う。

 

終身雇用制度がなくなり、男女雇用機会均等法が出来て、多くの女性はより苦しくなっただけではないのか。本人の努力次第で自分の地位を向上する可能性が出てきた訳だけれど、妊娠出産を経てその地位を本人の努力だけで維持出来る人は少ないと思う。自分の地位を確立した後に妊娠出産しようとしても、多くの女性が妊娠出産適齢期を過ぎているだろうし、不妊治療を行えばあっという間にお金は飛んでいく。何百万というお金が飛んでいく。そして妊娠出産が順調に進まない可能性だってある。私の友人は39歳で妊娠(初)したが、妊娠初期に切迫流産の危険を指摘され絶対安静を医師から申し渡され、半年以上ほぼ引きこもりの様な生活をする必要があった。その間はもちろん仕事は出来ないし収入はない。夫の収入に頼る他ない。その友人は堅実な人だったので、貯金も多額あって家計へは影響無かった様だけれど。

 

話がどんどんそれていって論点が自分でも分からなくなってきたな…。

 

こうやって書いている私は「お前みたいな女がいるから女の地位が向上しないんだよ!」と言われるんだろうか。でもそれってやっぱり、女の敵は女って事だよね。

 

当たり前だけど、犯罪とかそういう話は別問題ですよ。