単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

相手がサイコパスかどうか判断する方法。

私の父は6月初めに癌摘出手術を受け、6月中旬に退院し、家に戻る事なく家出をして、そのまま現在に至ります。

ちょっとここにも書きました。

意外にストレスを感じているのかもしれない。 - 単なる普通の変な人

 

現在は父の居場所は分かってます。想定していた所だったので、やはりという感じ。

 

相変わらず父母間では連絡は断絶状態ですが、恐らく涼しくなったら父は帰ってくるでしょう、母が拒絶したとしても。何だ、蚊か?蚊は35度以上だと活動しないと何処かで読みました。

 

私は父の事をサイコパスであろうとずっと思っています。サイコパスという言葉を知るずっとずっと前から思っています。「話し合う事が不可能な人」です。23年程前には気付いていた。けれど、私はその当時は「話し合えば解決すると思っている人」を攻撃対象としていたのだな…ここに書いてました。

「話せば分かる教」の人って何なの? - 単なる普通の変な人

 

あれから20年以上経った今も相変わらず父は「話し合う事が不可能な人」だし、母は「話し合えば解決すると思っている人」である。だもんで母の理解出来る範囲に父はいない。母はずっと「何故か」を考えている。私はずっと母に伝えていた、父はサイコパスであろう、話し合いは不可能であろう、と。それでも母は考える事をやめず、父の行動の理由を探ろうとしていた。

 

しかしそんな母に「サイコパス」という単語を刻みつけた人がいて、母はサイコパスの存在を認識した。チャラララッララ〜♪母はレベルが上がった!

それからはひたすらサイコパスを連呼し、父がサイコパスであるという事で納得した様であった。

 

だから言うたやん…散々言うてきたやん…という気持ちですけどね…私としては。

 

それはさておき。

「自分が選んで40年以上連れ添ってきた配偶者がサイコパスである」という内容はなかなかに母を傷付けた。それ故、母は父が話し合い不可能な人という認識は持ったものの、今度はその心理がどの様に動いているのかを疑問に思ったらしい。私は父の血を引いているので(当たり前)母には分からない父の心理が多少は分かる。だから母に説明する。そして母はそこからまた何かを考えて私に質問を投げる。その繰り返しが延々と行われている(毎日)。

 

その中で私が母に毎回伝えている事があり、それは母以外の人にも伝えたいなと思ったのでこの記事を書く事にした。

正確に言えばサイコパスだけに留まらない事だけれど、父の話が発端なのでタイトルにサイコパスと入れました。

厳密には、相手がサイコパスかどうかを判断する方法ではない。が、相手が自分にとってどんな存在なのかを判断する材料にはなると思う。

 

相手の言葉は無視して、相手の「行動」を見る。

 

これに尽きる。

 

父の様に「自分の利益を最大限に考え、息を吐く様に嘘をつく人」というのは、口からはとても素敵な言葉が沢山出てくる。一緒にいる人に配慮した「様な」言葉を沢山吐き、一緒にいる人を心地良くさせる「様な」言葉を沢山吐く。外面は非常に良く、人当たりも大変良い。第三者から見たら大変魅力のある人間に見える。その本当の姿は家族や配偶者などごくごく近い人にしか見えないし、何ならその近さですらよく見えない場合もある。そしてそもそも本人が気付いていない事も多い。

 

本人が気付いていない事も多い。

これが厄介な理由であろう。

 

上記に「息を吐く様に嘘をつく」と書いたが、実はこれは正確ではない。結果的に嘘をつく事になったが、本人はその時は本当にそう思っている。ただ、長期的に物を見る事が出来ないのだ。短期タームで物を見るから、結果的にそれが嘘になってしまう。大雑把に言うなら浅はかと言えるだろう。

 

私は父をモデルケースとして考えているので「短期ターム」と表現したが、知能が高いサイコパスは長期タームでも物を見る事が出来るのだと思う。しかし言葉と行動が伴っていないという点に於いては変わりないであろう。

 

繰り返しになるけれど、これは正確にはサイコパスかどうかを判断するだけに留まらない。その人(自分が判断したい人)が自分にとってどんな存在なのかを考える材料になると思う、という話だ。相手から自分が軽んじられていると感じたら、相手の行動を見たら良いと思う。

 

だから、自分の行動もきちんと責任を持って考えたいと私は思う。