単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

【ツイート貼り付け追記】モラルハラスメントの話。

elveさんがハラスメントについて記事を書いていた。

 

はら・はら・はらす・め・めんと・もり - スナックelve 本店

 

この記事を受けて(?)、私は私なりの見解でモラルハラスメントについて書きます。

elveさんの記事を読んですぐに記事を書こうと思っていたのだけど、考えれば考える程纏まらなくてなかなか書き始められなかった。けれどずっと「伝えたい」気持ちは消える事なく私の中に残っており、現在の私はその気持ちに押し潰されそうになっているのでとにかく書き始める事にした。

 

モラルハラスメントは色々なハラスメントの中でも相当理解が難しいハラスメントだと思っている。

 

モラルハラスメントの定義はelveさんが記事中にリンクを貼ってくれていた。

 

マリさんはたぶん、具体的な加害者が身近にいて、その人を想定しすぎじゃないかなぁ? と思ったのですがwikipedia:モラルハラスメントによればマリさんの解釈のほうが正しいですね。

 

あれ、引用するとリンクされなくなってしまうのか?elveさんがリンクを貼ってくれたのは下記です。

モラルハラスメント - Wikipedia

 

今改めてリンク先を読んでみたら、elveさんの記事を読んで直ぐにリンク先に飛んだ時に書いてあった記述が無くなっていた。編集されて無くなったのだと思う。編集前に書いてあった記述が正に「私にとってのモラルハラスメント」だった。それは「モラハラ加害者にとってモラハラ被害者は、人ではなく物。所有物である」という事。

 

モラルハラスメントという言葉だけを聞けば、それはパワーハラスメントセクシャルハラスメントと同じものとして分類されると思う。誰もが加害者にも被害者にもなり得る。elveさんの言う通り。パワハラもセクハラもモラハラも騒がれる理由は同じで、「それが原因で被害者が精神に異常をきたす」から問題になるのだ。

 

ただ、私がモラハラ加害者だけパワハラ加害者やセクハラ加害者と違う扱いをするのは、「理解出来ない人には全く理解が出来ない」からだ。モラハラ加害者は、モラハラをする事に全く悪意も罪悪感もなく無意識に行う。そして更に大人になるにつれて厄介になる。知恵をつけるからだ。

 

セクハラやパワハラは、それが第三者に分かった時に「明確に分かる事」である事が多い。曖昧な事に大しては世間は被害者を責めたりもする。それに対してモラハラは、「曖昧な事しかない」のである。つまり、被害者を責める意見が100%出てくる。それが負のループを生む。モラハラ被害によって判断力が鈍っている被害者は、自分が責められると自分が悪いのかもしれないと考えて、助けてと言えなくなる。最悪な結果は自死だ。誰にも助けてと言えず、逃げ場もなく、そうするしかないと視野が狭くなってしまう。私の母の従妹はその最悪の結末を迎えた。

 

先程も引用しましたが、elveさんの記事の中に

マリさんはたぶん、具体的な加害者が身近にいて、その人を想定しすぎじゃないかなぁ? と思った

 

とあります。確かに具体的な加害者が身近にいます。実の父です。私の父がサイコパスであろうという事は過去に記事にしました。

相手がサイコパスかどうか判断する方法。 - 単なる普通の変な人

 

モラハラ加害者が必ずしもサイコパスとは限らないでしょう。でも、サイコパスは必ずモラハラ加害者になると考えています。

 

そして父の他にも、私の周りに複数人モラハラ加害者と被害者がいます。

 

モラハラ加害者は、基本的には被害者を1人に絞ります。多くが配偶者です。親が加害者で子供が被害者という場合もありますが、私が知っている範囲では8割が配偶者です。

被害者以外の人間には、大変愛想が良く礼儀正しく好印象しかない人間を演じます。無意識で演じているので、ボロが出る事は滅多にありません。

 

モラハラの始まりは、大抵「からかい」や「じゃれあい」、もしくは他から見たら「いちゃいちゃ」です。からかい半分で膝カックンとか「わっ!」と脅かしてくる大人には注意してください。

 

あ、そうだ、忘れずに書いておかないと。

マリさんはモラルハラスメント加害者をモラと呼び、それは性格ではなく脳の機能の問題であり治らないものとして話をしていました。

 

モラルハラスメントの定義はまだ固まっていないと思っています。ウィキペディアにページは出来ているけれど、これからどんどん編集されていくでしょう。しかし私は、モラハラ加害者は性格上の問題ではなく脳の機能の問題であると考えています。

モラハラ加害者を「モラ」と呼ぶのは俗称です。元々は「モラハラ夫」等と呼ばれていたと思います。それがどんどん縮まり、「モラ夫」「モラ」となったと記憶していますが、ちゃんと調べていないので違うかもしれない。現時点では男性に多いと言われていますが、女性でももちろんモラハラ加害者はいます。優位に立った時にモラハラ加害者はモラハラを行うので、女性の出産育児等の収入が無い(又は減る)時が狙われ易い。その為、男性に多いと言われています。

 

モラハラ被害というのは第三者にはほぼ分かりません。実際、投げつけられた言葉だけを聞けば「それ位何処の家庭でも1回位は聞いた事のある言葉では無いか」と思います。言葉の問題ではなく、その言葉を投げるタイミング、声の大きさ、声の強弱、不機嫌な態度など、言葉だけでは分からない要素を取り入れて加害者はモラハラを行います。そして被害者の心を徐々に壊していきます。

 

モラハラ被害を受けている」と認知する為には、その状況から離れて自分の心と向き合う必要があります。第三者だけでなく、モラハラ加害者も、渦中にいるモラハラ被害者も、モラハラの存在に気付きません。そして何より一番怖いのが、「モラハラ加害者もちゃんと話し合えばモラハラをやめてくれる」という誤解です。モラハラ加害者は脳の機能が健全ではないので、話し合う事自体が無理です。話し合いを求めれば応えてくれます。涙ながらに被害者が訴えると、加害者は悲しそうな顔をしながら「ごめんね」と言い、改善すると約束してくれます。

 

全部嘘です。

 

モラハラ加害者は被害者の話なんて全く聞いてません。右から左に流れていくお経みたいだと思っています。謝ったり悲しそうな顔をしたり改善すると嘘をついたりするのは、そうすれば話し合いという面倒臭い場面が終わると知っているからです。これが知恵をつけたモラハラ加害者。厄介です。改善するつもりなんて毛頭ありません。そもそも話を聞いてないんだから何を改善すれば良いのか分かりません。もっと言えば、悪意も罪悪感もなく無意識で行なっているので、改善のしようが無いのです。

 

スマホから更新してるのと時間の問題で一旦記事を終了せざるを得ないのですが、この続きは追記なり新たに記事を書くなりします。

 

この記事の最後に、本当は書きたくないけれど書かないといけない事を書いて一旦終了とします。

私がモラハラ加害者の心理が分かるのは、私自身がモラハラ気質だからです。幸いな事に私は「罪悪感」を持っているので、嘘をついたり悪事を働いたりはしません。でも、たまにモラハラ気質が顔を出す事があります。そんな時は私の罪悪感や道徳を司る天使が脳内に現れて、モラハラという悪魔を追い払ってくれます。理性が私がモラハラ加害者になるのを防いでくれる。

 

全然書ききれないわ…。

とりあえずここで一旦終了…。

 

最後に、私が呟いたものを貼っておこう。