Twitterで呟いた。
いつも思うんだけど、世の中で男女差について話す時「男VS女」って絶対なるの何で?女の地位を落としてるのは女だし、男の地位を落としてるのは男だよね?#男女
— 主に情報受信垢の中の人マリ (@omonijohojushin) 2019年2月21日
昔から、男女差別についての議論は尽きる事がない。そういう時、「男VS女」という構成で議論が成される事についていつも疑問に思っていた。個人が特定の男性から傷付けられ、それによって「男性全員が嫌い」と思う事と、女性の地位を向上させる為に議論が行われる事は大きく異なる。にも関わらず、公の場で議論される時にどうして「男VS女」になるのか。
女性に「女性らしさ」を一番求めてるのは女性だ。そして、女性が男性に守られる存在であると声高に叫んでいるのも女性だし、「女性らしさ」を売りにして男性に自分をアピールしているのも女性。
私は男女差は埋まる事はないと思っているし、そこについて何かを声高に叫ぶつもりもない。「個人を尊重して欲しい」とは思うけれど、それは男女関係ないと思う。
私自身、過去に交際相手に酷く傷付けられ、「男なんて嫌い」と思っていた時期があるし、今もまだそういう思考傾向がある。でも、「男が女の地位を貶めてるor女の地位向上の妨げになっている」とは思わない。
物凄く極端な言い方をするなら、「女の敵は女」だろう。誰か作家がこの言葉を使っていた気がする。
私は、女には女の役割があり、男には男の役割があると思う。もちろん、男女共に担う役割もあると思うが、女性しか妊娠出産出来ない以上、役割を無視する事は出来ない。そう思う。
終身雇用制度がなくなり、男女雇用機会均等法が出来て、多くの女性はより苦しくなっただけではないのか。本人の努力次第で自分の地位を向上する可能性が出てきた訳だけれど、妊娠出産を経てその地位を本人の努力だけで維持出来る人は少ないと思う。自分の地位を確立した後に妊娠出産しようとしても、多くの女性が妊娠出産適齢期を過ぎているだろうし、不妊治療を行えばあっという間にお金は飛んでいく。何百万というお金が飛んでいく。そして妊娠出産が順調に進まない可能性だってある。私の友人は39歳で妊娠(初)したが、妊娠初期に切迫流産の危険を指摘され絶対安静を医師から申し渡され、半年以上ほぼ引きこもりの様な生活をする必要があった。その間はもちろん仕事は出来ないし収入はない。夫の収入に頼る他ない。その友人は堅実な人だったので、貯金も多額あって家計へは影響無かった様だけれど。
話がどんどんそれていって論点が自分でも分からなくなってきたな…。
こうやって書いている私は「お前みたいな女がいるから女の地位が向上しないんだよ!」と言われるんだろうか。でもそれってやっぱり、女の敵は女って事だよね。
当たり前だけど、犯罪とかそういう話は別問題ですよ。