単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

【ネタバレあり】映画「ブライド・ウェポン」感想。

原題は「In the blood」。

今回から原題を書いておこうと思います。原題を知るとだいぶ映画に対する印象が変わる事が多いので。

こちらは2014年の作品。かなり新しい。

主役を演じるジーナ・カラーノ総合格闘技の現役選手。美人でムッキムキでめちゃくちゃ強い。この作品内ではその魅力を余す事なく披露してます。貧弱な身体の女性が作品内でめちゃくちゃ強いと「ないない…」と私は思ってしまうのですが、ジーナ・カラーノはマジでムキムキでマジできちんと技が決まってるので、観ていて気持ち良いです!

 

〈あらすじ〉

ネムーンでドミニカ共和国の島を訪れたエバとデレク。この島にある別荘はデレクの父が所有するもので、デレクにとっては思い出が沢山詰まった場所。デレクはエバにここを見せたかったとのこと。

デレクとエバが仲睦まじくレストランで食事をとっていたところ、マニーと名乗る男が話し掛けてきて、旅行を楽しんでいるかと尋ねる。マニーと意気投合した2人は、マニーの提案に乗ってレストランの後にクラブに繰り出しますがそこで揉めてしまい(エバが相手やその他をボッコボコにする)、慌てて3人はタクシーに乗り込んで逃げて(その場は)事無きを得る。

次の日、2人の別荘まで迎えに来たマニーに従い2人はジップラインのアクティビティを楽しむ事に。しかしそこでデレクが落下してしまい大怪我を負う。

駆け付けた救急車に同乗しようとするエバだが、救急隊員に「保険の関係で同乗させられない」と断られ、病院の名刺を渡される。マニーの姿はなく、エバはマニーのバイクに乗って救急車を追い掛けるが事故に巻き込まれて救急車を見失う。事故の相手の親切な申し出を受け、名刺の病院まで送ってもらいデレクの名前を伝えるが、そんな名前の患者はいないとのこと。深夜までいくつもの病院(恐らく島にある全ての病院)を回るエバであるがどこにもおらず、デレクは行方不明に。エバは警察でデレクの失踪届けを提出する。

エバからの連絡により事情を知ったデレクの家族もこの島を訪れ警察に共に届けるのであるが、デレクの父はエバに「君のせいでデレクが消えた。デレクの財産を狙ってるんだろう」と言われてしまう。

警察を伴って事故が起きたジップラインに行きスタッフのジョジョに事情を説明して欲しいと訴えるエバジョジョは「昨日は休みだったので知りません」と嘘をつく。「そんな事はない!昨日もあなたを見た!」と詰め寄るエバであったが、警察はエバを制止しそのまま引き下がってしまう。

 

姿を消したマニー、嘘をつくジョジョ、非協力的な警察、行方不明のデレク、自分を疑うデレクの家族。

誰にも頼れない中、エバは自力でデレクを探すと決意するのであった。

 

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ジーナ・カラーノは日本では「女版セガール」と呼ばれている様です。なので多分タイトルが大幅に変わっちゃったんだと思うんですよね。フォントも完全に沈黙シリーズ意識してるし。でもやはり、原題の方がしっくり来ます。

 

ジーナ・カラーノ演じるエバは子供の頃から父に戦う術を教わり、それ以外にはお世辞にも良い父とは言えなかったけれど(父の付き合いのある人間は恐らくヤバイ奴ら)身を守る術は完全に身についていました。

なので戦闘シーンが美しい!完全に格闘!総合格闘技好きな私にとっては歓喜でした。偶然見た映画だったので、自分の低い期待度より遥かに面白かったです。

 

内容はさて置き。

内容は雑です。

 

結構サクサク話は進んでいってデレクを助けるのですが、デレクは重症な割に結構動いてくれますので(デレクもよく見るとムキムキだった)ジーナ・カラーノの独走ぶりは少しおさまります。とは言え最後はラスボスと拳でタイマンシーンがありますので良かった、うん。

銃の構え方やカバーの仕方(物陰に隠れる)も良くて、私の場合は見どころが内容ではなかった為か満足でした。

 

繰り返しになりますが、内容は雑です。

 

でも私はとても楽しめました♪

スカッとしたい時、(肉体的に)強い女性を見たい時はおススメです。