単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

#私を構成する5つの漫画

小野さんとelveさんに便乗して私も書きます。Twitterでこのハッシュタグを見付けた時はあまりピンと来なかったのだけど、ハマった漫画はやはりありますね〜。

 

小野さんの記事はこちら↓

私を構成する5つのマンガ - おのにち

 

elveさんの記事はこちら↓

私の中の5つの漫画 - スナックelve 本店

 

1.海の闇、月の影

海の闇、月の影(1) (フラワーコミックス)
 

全18巻。

主人公の流風(るか)は流水(るみ)と一卵性双生児で、とても仲良しな姉妹。共に陸上部で他人からは見分けがつかない程似ている2人は、同じ男性(当間)に想いを寄せる。当間は流風を選び、流水は悲しい気持ちを抱えつつも流風を祝福する。

陸上部の合宿で訪れた場所で崩落が起こり、そこで発生したガスの様なものにより2人以外は死亡。2人は生き残ったものの、その日から何か違和感を感じる。実はそのガスの様なものは特殊なウィルスで、そのウィルスに適応出来た2人は超能力を手に入れたのだった。

力を手に入れた流水は失恋の悲しみと流風への怒りを増幅させ、残虐な性格へと変貌してしまった。流水は流風から当間を奪うべく流風を殺そうとするのだった。

 

この1巻の表紙が記憶に強く残っていて、私の中ではこの絵がこの漫画を代表する絵となっています。

ウィルスに感染する前の流水はとても良い子でそういう性格も流風とそっくりなのですが、感染後は表紙の通り顔も変わってしまいます。とは言え一卵性双生児。作中では流風に扮して当間を騙そうとするシーンもあります。騙されちゃったんだったかな?

流風は自分のせいで当間が危険な目に遭ってはいけないと、当間から離れそうとする時があるんですよ。それが本当に、本当に、本当に苛々する!!!

話はどんどん膨らんで行って3人の恋愛模様だけに留まらなくなってしまうのですが、最後はしっかり終わった記憶があります。

当時はキラキラネームとかなかったので、流風と流水の名前は新鮮で私に響きましたねw

この漫画は非常に人気だったので、OVAが作られまして、私は母に頼み込んで買ってもらいました。代引きだったので一度母が受取拒否してしまうというハプニングもあったのですが無事に入手。多分1回しか観てないし、今は何処にあるか分かりませんw

自発的に漫画を集めたのはこの漫画が初めてだと思います。

 

2.なな色マジック

これはコミックは持ってなくてなかよしで最後まで読んだんですが、私の中に「普通の女の子が普通に過ごしてたら色んなイケメンに好きになってもらえる」という間違った認識を植え付けた罪深い作品として入れてみました。あさぎり夕の作品はそういうのが多い気がする…。

 

3.ぼくの地球を守って

ぼくの地球を守って 1 (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って 1 (白泉社文庫)

 

全13巻。

elveさんと被ってますねw

elveさんも書いてますが主人公の亜梨子(ありす)が超絶ムカつく漫画です。木蓮もね。

ざっくりあらすじを書きますと主人公亜梨子を含む現代の人間関係が実は全て前世の人間関係の影響を受けていて、亜梨子の隣家の子の輪(りん)だけがその中で9歳歳下なのですがそれも前世に関係している事が徐々に判明していきます。

elveさんも言ってますが私もまんまと紫苑に感情移入しましたよー!だから玉蘭にめちゃくちゃムカついてたんですけど、最後に紫苑に苦しみを与えたのは秋海棠だったんですね。そこは忘れてたわ。

最後のシーン、確か波打ち際を亜梨子と輪が歩いてるハッピーエンドだった気がする。強引だった様な。

 

4.行け!稲中卓球部

全13巻。

最初の方は絵がめちゃくちゃ汚いです。どんどん上手くなっていくのが衝撃だった。

この漫画は主人公の前野がいるものの、卓球部員全員が主人公と言っても過言ではありません。真面目な部長の竹田(巨根)、イケメンで副部長の木之下、ハーフの田辺(体臭がヤバいせいでモテない)、可愛く見えて実はめちゃくちゃスケベ&狡猾な田中、そして変態で要注意人物扱いされている主人公前野とその親友井沢。この6人を取り巻く日常が描かれます。

コメディなのであり得ないシーンとか沢山あるんですけど、私はこの漫画が発売される度に電車内で笑いを堪えて読んでました。家まで我慢出来なくて!

この漫画、人気が出るまでに少し時間がかかったので、最初は人に勧めてもやんわり拒否されてばかり。人気が出た後は貸して貸しての嵐でした。人間模様が見える。深夜アニメ化もしました。声つけるとダメだなw

 

5.ベルセルク

ベルセルク 1 (ヤングアニマルコミックス)
 

この漫画はまだ連載中です。完結してません。

作者が漫画を描く事に命をかけててよく入院してしまうので、休載も多いです。作者本人が「生きている間に頭の中にあるものを全て描き切れるか自信ない」と言ってる位ですw

 

主人公ガッツは劣悪な環境で育ってきた経験から、人と行動を共にする事を良しとせず傭兵として生計を立てていた。

そんなある日、鷹の団という傭兵集団に出会う。そのリーダーはグリフィスという美形の男性で、グリフィスがいるだけで周りの空気が変わる程であった。グリフィスはガッツを見込み入団を求めるがガッツは拒否。腕に自信のあるガッツはグリフィスと戦って負けたら入るという約束をしたが一勝負したところガッツは負けてしまい、鷹の団に入団することとなった。

ガッツにとって鷹の団は居心地が良く徐々に自分の居場所と感じる様になっていくのだが、ある事をきっかけに全てが狂い始める。

 

読み始めたのは22歳頃だったと思うのですが、20年程経った今も完結してません。現在は38巻か39巻まで発売されてるはず。新刊が発売される頃には前の巻の内容を忘れてるので、何巻か前から毎回読み直しですw

他にも「青の祓魔師」とかハマりかけた漫画は沢山あるのですが、何十年もかけて読み続け集め続けてるのはベルセルクだけです。

因みに内容はグロテスクでえげつないので、今から読まれる方はご注意を。明るい未来が見えたらぶっ潰されるという繰り返しで現実の様です。最後がどうなるのか、本当に本当に楽しみです。

 

他にも「帯をギュッとね!」や「ペケ」などあり迷ったのですが、でもやっぱりこの5作品!