単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

【ネタバレあり】映画「イコライザー」を見た。

だいぶ前に民放で放送されていたのを録画して放置していたのですが、昨日頭を金槌で叩きたくなる程に体調が悪く何も出来なかったのを少し引きずっていたので、何か映画を楽に観たいと思い、「イコライザー」を選びました。

 

昨日の私のツイート。

 

イコライザー」については何も知識なし。この映画のタイトルすら聞いた事ありませんでしたが、デンゼル・ワシントンが主演だったので録画しておいたんだと思う。

 

イコライザー」って聞いてすぐにスペル思い浮かびますか?私は思い浮かばなかったので、調べました。

equalizerとは - 英和辞典 Weblio辞書

イコール(equal)か…と初めて気付きました。

 

あらすじ

 

ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)はホームセンターで正社員として働く平凡な中年男性。死別した妻の思い出に浸りながら、夜のダイナーで小説を読むのを日課としていた。

ある夜、いつものダイナーでテリー(本名はアリーナ)と知り合う。テリーは若い娼婦で、そのダイナーにいる時は大抵客の相手前の時間。時にはだるそうに、時には泣きながら、それでも嫌な気持ちを抑え込んで笑顔で客の元へ行く。ロバートは徐々にテリーと仲良くなる。

ある晩、ロバートとテリーが夜道を一緒に歩いて帰っていると、ロバートの目の前でテリーが娼婦の元締めに連れ去られ、次の日ロバートはダイナーの主人からテリーがICUに入ったと聞く。テリーが客に反抗した事を理由に、みせしめとして元締めから酷い暴力を受けたのだ。

ロバートはテリーの病院へ足を運んだ際にテリーの娼婦仲間から事情を聞き、決意を固めて元締めの所へ足を運ぶ。

 

以下、ネタバレあり。

 

 

 

 

 

実はロバートは元CIAの凄腕工作員で、元締め含むロシアンマフィアをギッタギタに殺しまくり壊滅させます。

 

テリーを痛めつけた元締めの所へ乗り込むまではある程度時間をかけて丁寧に描かれていますが、そこからはあっという間。

途中、勤務先のホームセンターに来た強盗を懲らしめる(多分殺した)描写も入りますが、それを入れてもあっという間。

 

大体どの映画も、どんなに主人公が強くても絶対に窮地に陥る場面があって私はそこで苛々してしまうのですが、この映画は最後まで圧倒的に主人公が強い!!そして最後の見せ所以外は全部省かれてて(1シーンで完結)観るのが楽!!苛々しない!!

え?こんなスムーズに進んじゃうの?って位スムーズに進みます。

 

そしてデンゼル・ワシントン演じるロバートがまた良い!!殺しに躊躇いもなく、まぁ残虐に殺していきます。残虐なシーン自体はありません。ワインオープナーをグリってしてるっぽい描写があったり、電動ドリルが血まみれになってたりって程度です。(血が飛び散るシーンは沢山あるので、血がダメって人はダメかな。)

 

ロバートはどうやら死別した妻へ「正しい行いをする」事を誓い、過去に何か間違いを犯したらしいですが、その説明は一切なし。

とにかく本編ではひたすら「正義」の為に悪を殺しまくります。

清々しい!

 

過去を隠して働いていたホームセンターの同僚達を巻き込んで大変な事になるのに、その後も普通に同じアパートで暮らし、同じダイナーに通っているエンディングは「マジで?」となりますが、それは映画だからいいや!って感じです。売り物で人を殺してるのもまぁいいや!って感じです。

 

分類はアクションになる…のかなぁ?アクションシーンはもちろん多いんですが、全般的に静かなのであまりアクション映画って感じがしません。

 

期待してなかったせいもあると思うんですが、とにかくスカッとしたい時にはお勧め。とは言え罪のない脇役がアッサリ殺されたりもするので、心が落ちてる時はお勧め出来ないかな。

 

「悪い奴はとにかく殺せ!」と思ってる時は(どんな時?)お勧めですよ!