単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。

今週のお題「バレンタインデー」

今週のお題は「バレンタインデー」だそうで、私の中で一番衝撃的だったバレンタインデーの思い出を書いてみます。


20代半ば頃に付き合った歳上の元彼。

名前さえも忘れてしまいましたけども(ヒドイ)。

彼は自動車整備士で実家住み。

そもそもの給与が少ない上に実家に生活費を入れていたので、極貧な人でした。

でも私はそれを知らず付き合い出し、付き合っていく中で「君んちに行く為にいくら電車賃かかってると思ってるんだよ?!」とか、コンビニでペットボトルのお茶を一緒に買ってもらおうと思ったら「いつもいつもそうやってカゴに入れるけど、回数が重なれば高くなるの分かってる?!」とか言われる様になったので、「この人は自由に使えるお金が少ないのだな」と認識しました。


一応弁明しておくと、彼は実家住みなので肉体関係を持つ為にはホテルに行くかうちに来るかしかありません。

ホテル代折半でも全く問題ありませんでしたが、うちに来る電車賃の方が安く済むからそうしていただけの話です。

そして彼はよくうちで私の作った料理を食べてましたが、材料費は一銭も出した事はありませんでした。

外食した場合は勿論折半です。


そんな彼との関係に疑問を持ち始めた頃、バレンタインデーを迎えました。

私はある程度奮発して、美味しいと評判のチョコレートを用意して彼に渡しました。

私はお菓子作りは滅多にしないので、確実に美味しい物の方が良いと思ってます。

かれは喜んでくれました。

「ホワイトデーには何が欲しい?」と聞かれたので、当時欲しかったオールディーズCDのロック版をお願いしました。

お値段もお手頃だったので、彼の負担にもならないと思いましたし。

因みにそれ以外は何もいらないと伝えました。

私、甘いもの得意じゃないので。


そしてホワイトデー当日。彼はプレゼントを私にくれました。

私は喜びそこで開封すると、中に2つの物が。

彼の手作りクッキーと、私がお願いしたオールディーズCDのラブソング版が。

「お菓子作り、好きなの?」とわたしが問うと「初めて作った」と答える彼。


私の中でガラガラと何かが崩れる音がして、その彼とは別れる事を決めました。


彼にとっては「心を込めて手作り」が良かったんでしょうけど、不味かったしね。

大体、甘いもの得意じゃないって伝えてたしね。

私が欲しがったCDの違うバージョンをわざわざプレゼントする気持ちも分からないしね。

「彼のエゴだ」と私は感じてしまったんです。


彼は常に私を自分色に染めたかったのだなぁと、今になれば多少理解出来ます。


でも、悪いけど私は私色だから。

誰の色にも染まらないのよ。