単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

父の日の思い出。クレーマーと化した。

昨日、父の日のプレゼントを買いに出掛けた時、ふと昔の事を思い出しました。

 

あれはまだ私が独身の頃。

父の日のプレゼントは毎年同じ物を買っていたので、その年も例の如く同じ物を買いに某有名百貨店新宿本店メンズ館へ赴いたのです。

そして購入。

その時接客してくれた店員さんが何となく頼りなさそうでやる気がなさそうに見えたけど、配送伝票も書いたし控えも貰ったし、大丈夫だろうと自分に言い聞かせて帰宅。その後父に到着日を連絡。サプラーイズ!とか無いので。うちの父は。父自ら「いらないよ!」と言っておきながら本当に贈らないとMAX不機嫌になる様な人なので(そして母に当たって私にヘルプがくる)、必ず毎年送った旨を連絡します。

 

で、1週間後の到着予定日に父に連絡すると、「まだ届いてない。」との事。ヤマトなのに指定時間に遅れるなんておかしいなぁと思いつつも、「父の日だし。忙しいかもしれん。」と考え、父には「今日中に届かなかったら百貨店に問い合わせるよ。」と伝え電話を切った。

だがしかし。その日どころか次の日にも届かなかったんです。

 

まず私はヤマトの控え伝票に記載されている問い合わせセンターへ電話をし、荷物番号にて確認をしてもらう。そこでまさかの回答が。

「その番号の荷物がありません。」

 

次に私は某有名百貨店新宿本店メンズ館へ電話。荷物が届かない事を説明し、調べて折り返しますとの事で切る。

その後調べて分かった事は、私を対応してくれた店員さんがレジの奥の机にその物をそのまま放置していたという事。つまりまだ発送してない。そしてその店員さんは臨時的に雇ったアルバイトだったとの事(そんなの関係ないけどね)。ってか他の人誰も気付かないのかよ…。

 

今思い返せばたかだか2万円程度の物に対して怒り過ぎたかなとも思うのですがその時は怒り心頭。「すぐに責任者と変わってください。」と伝え、変わってもらいました。

「今から発送するのは仕方のない事。トラブルは何処にでもある。それに対しては何も責めませんが、それでもやはり到着を楽しみにしていた父の気持ちを思うと辛い。だから責任者の貴方から直々に父に電話で謝ってください。家に訪ねて謝罪は面倒なのでいりません。電話で貴方から謝罪を受ければ父の溜飲も下がります。私には今この電話で謝罪していただいたのでこれ以上謝っていただく必要はありません。家にも直接来ないでください。」

 

そんな風に普通の声で伝えた記憶があります。

 

結局、その日の内に責任者の方が父の日のプレゼントと菓子折りを持って実家に直接赴き、謝罪の上渡したそうです。

うちにも謝罪に来ましたが菓子折りは断りました。

 

いつでも何処でもどんなメディアでも誉められ崇められ憧れられるあの百貨店新宿本店。

まさか配送に出してさえいないとは。

衝撃の父の日の思い出になりました。