単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

大晦日です。

大掃除はせず、いつもより念入りに掃除をして、あとは夕飯にお蕎麦を茹でて、今日はダラダラと過ぎそうです。夫はここ数日ひたすらオンラインでTVゲームをして、「疲れた」と言っています。そこまで熱中出来て羨ましい。

 

29日に母と東京駅で会い、大丸百貨店内の喫茶店でお茶しましたが、東京駅はいつもに増して混んでました。帰省ラッシュのピークだったみたいですね。

私は短気なので、駅構内をゆっくり歩いてる人に対してストレスを抱えます。あと、すし詰めの様な駅構内でスーツケースをガラガラ引いてる人に対しても。持ち手を最長まで伸ばして後ろ手に引いてる人の事。自分の身幅で移動してくれ!(持ち手を伸ばさず自分の脇に固定して動かせば、身幅分位で移動出来るのではないか。)もちろん、がら空きなら全く問題無しです。

 

30日は、ひげガールのキャストの方へのプレゼントを買いに銀座三越に行きました。ラデュレのチークをプレゼントする事に決めていたので。

 

このチーク、レフィルが薔薇の花びらの形をしていて素敵なんです。美しい人には美しい物が似合う。レフィルとケース合わせて1万円。それに諸々プラスして2万5千円位になりました。誰かへのプレゼントにこんなにお金を使ったのは、夫以外では初めてです。

 

銀座三越もやはり混んでいました。中国人が多かった。でも、銀座三越しか目的は無かったので、直行直帰、するつもりが、ふと思い立ってセリーヌへ。「あ、蛇革…」と思い手に取った瞬間、店員さんが白い手袋をはめながら「お客様!よろしければ取らせていただきます!」と飛んできました。「これは本物の蛇革ですか?(型押しかどうか確認したかった)」と聞いたら「はい、パイソンです」と。

説明を受けたのですが、合間にお値段を挟んできたので「あ、無知と思われている…」と思い、早々に立ち去りました。因みにそのクラッチバッグは73万円程。私の見た目が貧相だったからかしら…もう少し気を配らないといけないかもしれません。化粧品を買いに行くと言うのに、自分の化粧も適当にして行ってたし。まぁ、どう繕ったところで元は変わらないけれど。化粧品も基礎化粧品以外はプチプラ多いし。

 

今年もあっという間でしたね。

ブログを始めて1年が過ぎ、少ないながらも読んでくださる方がいらっしゃって、ほのぼのと穏やかな気持ちになれた年でした。いや、その時々で毒吐く事もあるんだけど。

 

あと、私はブログで「とにかく」を多用しているので、気を付けないとと思っています。語彙が少な過ぎる。話す時はサラサラと出るのに、文章にすると途端に出ない。

 

今年は多分、1回位しか夜の方が無いですよ。ふとそれを思って笑えました。自虐的な意味じゃなくて、普通に面白いなぁって思って。老夫婦みたいだなぁと。「私達夫婦は枯れてるよ(笑)」とネタに出来るなとか考えます。

年末に胃を壊して吐き気が止まらなかったのですが、「もしかして妊娠?!」と言う母に「いや、無い」と即答出来てしまう自分に対して笑ってしまいます。母娘で笑ってました。

 

話が逸れましたが、2016年はこんな拙い文章を読んでくださってありがとうございました。2017年も成長は見込めませんが、よろしくお願い致します。もっと更新頻度を上げる事を目標にしたいと思います。

 

ところで、第一生命のU-29のCMがムカついて堪らないのですが、誰か分かってくれないかしらん。男性と女性のラップはまだマシとして、両方に使われている子供のラップが耐えられない…下手過ぎるしダサ過ぎるし…!!見てるとムカつきながら恥ずかしくなってきてしまう!早く他のCMに変わっておくれ。

 

2016年も残すところあと少し。

皆様、良いお年を。

電車で見たカップルの話。

最近思い出した過去の話。

 

20代後半、私はアパレルの事務として働いていて、新宿を経由して原宿まで通っていました。当時は京王線高井戸駅から徒歩5分という超好立地に住んでました。新宿から徒歩入れても15分で帰れましたからね。とっても便利でした。その頃の話。

 

ある日、いつもの様に仕事を終えて電車に乗り、新宿駅京王線に乗り換えたところ、電車に入ってすぐの所に立っているカップルが喧嘩をしていました。

特に男性はかなり怒りを露わにしていて、ブツブツと延々小言を言っています。女性はその男性と向かい合って立っていて、俯いていました。

 

「あぁ、こんな公衆の場でまでそんな怒らなくても…彼女も凄くしょげてるし…」と私は思いながら、そのカップルの斜め後ろ辺りに立ちました。私からは男性の顔が見えて、女性の顔は見えない。女性は微動だにしません。

 

電車が発車して暫くすると、徐々に男性はヒートアップしてきた様で、声が大きくなってきました。聞くつもりは全く無いのに、男性の大きな小言が耳に入ってきます。

 

「ブツブツ…だからダメなんだよ…!」みたいな感じの事を言っていて(覚えてないが)、ついつい耳を澄ましてしまいました。

 

そして戦慄。

 

その男性、大声で独り言を言ってたんです

 

え?え?!と混乱する私。

混乱している間に電車は次の駅に着き、男性は降りていきました。

女性はもちろん降りず、そこで体勢を元に戻して普通に立ってました。

 

多分、女性は「変な人の前に立ってしまった…!」と気付き、男性を刺激しない様に必死で耐えて動かなかったんでしょうね。私は女性より後に電車に乗り込んだので、詳細は分からないんですけど。

 

日常の中にこんな恐怖が潜んでるとは思いませんでした。怖いなぁ…。

昔知り合った女装男子の話。

先日、ホッテントリにこんなエントリーがあがっていました。

【女装男子に彼女ができました!】リゾートホテルでいちゃいちゃお泊りデート! - 月無ことのは日記

このエントリーを読んで思い出したというだけで、月無ことのはさんに対して何か思ったとかでは一切無いです。

 

10年以上前に知り合った男性の事を思い出したのです。

 

彼は美形で、宝塚の男役の様に綺麗な顔立ちの男性でした。本当に綺麗でした。どちらかと言うと女顔。

 

彼と知り合った時、彼には恋人がいて、結婚を前提に付き合っていました。こういう言い方は酷いですが、恋人は普通容姿の方で、彼と並ぶと何だか不思議な感覚で。私の嫉妬かもしれません。

でもまぁとにかく仲良くラブラブで、結婚間近って感じでした。

 

彼と知り合ってまだ日も浅い頃、彼からメールがきました。「相談がある」と。

前提を書いてるので既にお分かりかと思いますが、彼は「女装男子」だったのです。でもまだ軽いレベルで、部屋で口紅を塗ってみたり程度でした。

「女装をしてみたいんだ。おかしいかな?」と相談された私は、「君は美形だから、きっと似合うと思う」と答え、そこから彼は私にだけ女装の相談をする様になりました。何故恋人に相談しなかったかと言えば…なんて説明はいりませんね。

彼は私の言葉に背中を押されたのか、ウィッグを購入したり女性用下着を購入したりして、部屋で1人で楽しんでいる様でした。たまに女装姿写真が送られてきたので、素人なりに改善点を伝えたりしていました。

 

ある日メールのやり取りの中、会話の流れで身体の作りの話になり、「男性的な身体のゴツさを緩和する為に女性ホルモンを打つか迷っている」と打ち明けられました。「既に男性ホルモンを抑制する注射は打っている(継続的に)」との事で、これ以上女性的な身体の柔らかさを求めるなら女性ホルモンを打つのが一番効果的であると…。

何故彼が迷っているかと言うと、女性ホルモンを一度でも注射してしまうと、もう二度と精子が作れなくなるからだそうです(ひげガールのオカマさんに最近確認してみましたが、やはりそうだと)。

彼には結婚前提の恋人がいて、その恋人には女装の事は話してない。10年以上前の話ですから今みたいに「男の娘」なんて言葉もなかったですし、女装する男性は完全に変態扱いでした。それに彼は公務員だったので、周りにバレるのも恐れていました。

だから女性ホルモンを打つのは…と迷っていて、結局打つのはやめて、恋人には女装の事は隠したまま結婚。結婚後に打ち明け、理解を得て仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

 

 

 

……となったハズが、3年後位にふと連絡がきて、何かと思ったら離婚してました。彼がどうしても我慢出来ず、女性ホルモンを打ちたいと奥さんに打ち明けたら、離婚一択になったそうです。

離婚後の彼は激変してて、もう完全に女性に近付いていて、ぱっと見男性だと分からない位。手術はしてないのでオッパイは無いし竿も玉もあるのですが、女性ホルモンを打ったら小さくなって目立たなくなったらしいです。あ、でもオッパイは女性ホルモンの影響で少しあったかも。

 

離婚後は一度も会ってないので写真でのみの確認+彼から聞いた話のみですが、とにかくメールの文章も礼儀正しい書き方から絵文字ギャル語炸裂に変わっていて脳がついていかなかったです。それでも性対象は女性という、よく分からない状態に。

あまりに綺麗な女装に仕上がっていたので、彼は女性のフリしてライブチャットバイトしてました(公務員は辞めていた)。会員登録しなくても女性が確認できるサイトだったので私も見ましたが、本当に分からなかったです。完成度が高い。

 

彼はどんどんギャル化して、普通に女装で外出する様になり、私とは疎遠になりました。ギャルのノリについていけなかった…。

 

今頃彼はどうしてるのかな。名前も忘れたから検索も出来ません。

西荻窪の「おもちやさん」の良さが分からない。

私は17歳まで東京都杉並区で育ち、29歳から結婚までの数年もまた、そこで生活していました。つまり地元ってやつです。

 

最寄駅はJR中央線西荻窪で、吉祥寺駅の隣駅。土日祝日は各駅停車しか停まらない駅ですが、治安も良く、住み易い街だと思います。

TVでもよく特集されて、その度に新しいお店が紹介されてます…が、毎回必ずと言っても良い程紹介されるお店が、タイトルに書いた「おもちやさん」。正式名称は違いますが、暖簾に「おもちやさん」と書いてあるので、私はそう覚えてます。

 

私は餅が好きです。だから大福もお団子も大好き。このお店を知ってすぐに買いに行きました。大福を買って食べたんですが、あまり美味しくない…期待値を超えない。

「はて?」と思いながらも3回位大福やお団子や餅等を買ったのですが、やっぱりあまり美味しくない…。

私がそう思って足が遠のいている間にもおもちやさんはTVで紹介され、お客さんが増えます。

「私の味覚がおかしいのか?」と思い、再度お店へ赴いてみたらし団子を買ったのですが、これがもう、不味い。これをきっかけにキッパリ買わなくなりました。

 

それでもやっぱりTVで紹介されてるので、西荻窪に住んでる人何人かに聞いてみたんですけど、誰も買ってないんですよね。誰が買って誰が褒めてるの…?

 

誰か、良さを教えて!

BOA「メリクリ」の思い出。

今、TVで「FNS歌謡祭第二夜」が生放送されてます。クリスマス近くという事でクリスマス曲満載で。

そこで久しぶりにBOAが「メリクリ」を歌ってました。E-girlsのamiと共に。そこで走馬灯の様に蘇るこの曲にまつわる思い出(死なないけど)。

 

メリクリ

メリクリ

 

20代後半で好きになった男性とカラオケに行った時、その男性が「俺、BOAの『メリクリ』が好き」と言ったので懸命に覚え、披露しました。喜んでくれたなぁ。

その男性にその年の年末に付き合って欲しいと告白してOK貰ったのに、お正月に実家帰省してる間に何があったのか、東京に戻ってきて早々振られました。謎。

 

その後全く音沙汰無かったのに3年後にその男性からふと連絡が来て、今度はお互いに何も伝えないままに毎週末その男性の家に泊まる様な関係を何ヶ月か続けた後、バレンタインデーに2人の関係を確認したら1ヶ月音信不通に。その後、ホワイトデーにメールで振られた謎。週2〜3日会って更に毎週末一緒にいたのに、「好きな人がいたんだった」というおかしな日本語で振られました。

 

その男性とキッパリ縁を切った後、何回か(他の人達との)カラオケで「メリクリ」を歌ったんですけど、「メリクリ」好きな男性が多くて驚いた。

多分一生、この曲聴く度に思い出すんだろうなぁ。嫌じゃのぅ。

 

母をドン底に突き落とした父の一言。

母は40歳の時に、乳がんの疑いがあった為右胸を全摘した。まだ「疑いがある」というグレーゾーンにあったのに全摘出に踏み切ったのは、私達子供の存在が大きかったと思う。当時、兄は中学生で私は小学生。もちろん、まだ死にたくないという母自身の思いもあっただろうが、子供を父に託せないという気持ちが大きかったのではないか。母は父を信用していなかったから。

 

手術後、母はプールや温泉、銭湯等には行かなくなり、服装にも気をつける様になった。左右の乳房の違いが目立たない服装を選んだ。

 

そうやって時は過ぎ、私が高校生、母が40代後半の頃、父の多額の借金が発覚した。何億という借金。私達家族は持ち家の豪邸から賃貸の戸建へ引っ越した。そしてその1年後、母方の祖母が危篤で母が帰省している時に、父の浮気と共に生活費の使い込みが発覚した。借金が増えていた。

 

当たり前だが家は修羅場と化し、両親は別居をしたが、その後何年も経ってから再び同居した。

 

両親が再び同居をした頃には私は新卒社会人として働いていたのだが、ある日母から乳房再建手術の話をされた。乳房を取り戻したいという母。背中の脂肪を使う。背中に大きな傷が出来るけれど、それでも受けたいと言う。私は反対はしなかったが、不安であった。そこまでする必要があるのか?今、健康であるのに…。私はそう思っていた。母の気持ちを理解していなかった。

 

結果的には、乳房再建手術を受けて良かったと思う。母は明るくなった。全摘手術から再建手術までの10年以上、母は暗かった。情緒も不安定であった。色々な修羅場があったので不安定になるのも無理はないが、右乳房が無いという事、自分はアンバランスで欠陥人間であるという母の思い込み(あくまで母の思い込みである)が大きく影響していたと思う。乳房再建手術の後は、母は温泉に行く様になった。明るくなった母を見て、私は嬉しかった。

 

私が20代後半の頃、母の再建手術から5年位経った頃だと思うが、何故母が再建手術に踏み切ったのか聞いてみた。かなり大掛かりな手術だし、全額自費なので高額だ。メスを入れるから100%安全だとは言えない。まだ借金も残っているし、母が自分の気持ちだけで手術したとは私は思えなかった。

その時、母をドン底に突き落とした父の一言を知った。

 

父の浮気と生活費の使い込みが発覚した時に母が父を責め立てたら、父がポロリと「胸が無いのが嫌だった」とこぼしたらしい。何度も言った訳では無く、ポロリとその時に1回こぼしただけらしいが、母はその一言でドン底に突き落とされ、自分の努力は全て無駄だったのだと悟り、いつか乳房を再建したいと考えたらしい。

 

母の結婚生活はずっと試練が続いていて、ひと時も心が休まる時が無い。子供の私から見ていて本当にそう思う。天寿を全うする時が母にとって救いの時になると思う。その時が、私にとっても救いになるのか新たな試練の始まりになるのか、ふとした時に考える。

 

子猫が来た。

新しく子猫を迎えました。

10日程経ちました。

 

先住猫とはまだ仲良くなれておらず、先住猫が子猫をドタバタと追いかけ回してます。

逃げ場が無くなったら止めますが、基本的には放っておきます。何故なら、大抵発端は子猫だから。煽るんですよね、先住猫を。

ビビリの先住猫は最初はやり込められてましたが、体格差に気付いてからはやり込めてます。

幸い、本格的な喧嘩とかにはならないので安心です。どちらも興味津々ではあるみたい。

たまに、鼻をくっつけて挨拶してます。

 

先住猫は子猫時代は全く鳴かなかったので、子猫が「ピギャー!」といきなり鳴き出すとびっくりします。寂しいのか、寝て起きていきなり「ピギャー!」なので、慌てて撫でます。背中全部が尻尾の付け根状態(性感帯)みたいで、背中を撫でるとゴロゴロいいながら逃げます。

 

他にも沢山ありますが、先住猫との違いに驚きつつも毎日楽しいです。

先住猫が全く見向きもしなかったオモチャでガンガン遊んでくれるので、とても助かります。10日でオモチャ3つ壊れました。

 

幸い(?)先住猫は夫大好き私は餌係程度な為、私が子猫に構ってもそこまでは拗ねないみたいです。夫は子猫にほとんど構ってないので(意図的に)。

 

先住猫が私にとって初めての猫で、久しぶりに子猫のお世話をしてる訳なのですが、全てが小さくてフニャフニャでビビります。首折れない?!と心配で呼吸を確認してしまう。

でも、先住猫の時の様な神経質さはないので少し楽ですね。

 

比べられるものではないのは分かっているけれど、第一子と第二子の差ってこんな感じなのかなー?と、人間の子供に重ね合わせて考えたりもします。だとしたら母の気持ちがだいぶ分かる。私の写真少ないとかお兄ちゃんばっかり構ってとか文句言ってごめん。子供の頃の話だけども。

 

そう言えばブログを始めて1年経過しました。早いもんだ。どんどん月日経過の体感が短くなる。みなさん、ありがとう。これからもよろしくお願いします。

 

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