単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。

等価交換を知ったあの時。

今日、こちらのブログを読んでいて思い出した事。

 

安い店のサービスはそれなりでいいんじゃないかと思う - おすしカレー(甘口)

 

御ス氏 (id:osushinocosmo)さんが仰ってる様に、安いお店のサービスはそれなりで良いと思う派の私ですが、多分そう思う様になったのは今から書く経験があったからだと思う。

 

19歳の大学生の頃、友人と3人でイタリアに行きました。ローマとベネチアに宿泊して、その他に電車で移動して「ロミオとジュリエット」の舞台となった町とかに行きました。もちろん有名な観光場所もローマとベネチアに於いては殆ど行きました。街中にいきなりトレビの泉があるし、真実の口には全然人がいないし、コロッセオ近くでコスプレしてる人を撮影しようとしたらお金を請求されるし、当時の私には驚く事ばかりでした。

 

思い出は沢山あるのですが、「日本と決定的に違う!」と感じた事がありまして、それがサービス面だった訳です。

 

私達は激安旅行だった為、ホテルは2つ星でした。今はどうか分かりませんが、当時は「大手旅行会社が紹介するのは3つ星以上のホテル」と言われてましたので、大層驚きました(ホテルに到着して、ホテルの出入口で初めて知った)。2つ星と言うのは本当にそれなりで、シャワーは壊れてるし3人1部屋なのにツインルームにソファがある部屋で、「1人はソファで寝ろって事か…」と2つ星の洗礼を初日に受けた訳です。

 

到着日は真夜中に到着したのですが、私達は当時まだあまり海外に行った事が無く、チップの事を失念していて大きな金額の札に両替してしまっており、次の日はチップを置かずに観光に出掛けました(あり得ない話だけども)。

夕方ホテルに戻ると、タオルは畳んであるものの前日と同じ物で、シーツもそのまま。とりあえず部屋を整えたという感じでした。

 

次の日は、小銭が出来ましたので相場のチップを置いて観光に出掛けました。

夕方ホテルに戻ると、タオルは新しい物に変わっており、寝具も新しい物に変わってました。チップの力を感じた訳です。

 

チップの力を感じた私達は、更にその次の日は、少し多めにチップを置いて観光に出掛けました。「どうなるのかなぁ?」なんて話しながら。

夕方ホテルに戻ると、なんと!ソファがベッドに変わってました!いや、同じソファだったんですけど、中を引き出してベッドに出来るソファだったんだとその時初めて気付いたのです。もちろんリネン類は総替えで新しい物になっていたし、アメニティ(と呼ぶ程ではないが)も新しくなってました。

 

日本にいるとあまりお金の力を感じませんが、海外に行くとお金の力をまざまざと見せ付けられますね。特に当時の日本は今よりもっと無償サービス推しだったので、「お金で動くなんて汚い!」みたいな風潮があって、イタリアでの経験は天地がひっくり返る位ガツンと頭に響きました。

 

ヨーロッパはこの1回しか行った事が無く、他のヨーロッパ諸国とは比べられないのですが、母から聞いた話ではイギリスやギリシャも同じ感じらしいです。因みにアメリカは当たり前にそうです。もっと露骨。ある意味気が楽。

 

どちらが良いかと問われると迷いますが、良いとこ取りは出来ないものだろうかとよく思います。「日本人の美学」も嫌いではないですけどね…。

 

話は変わりますが、私は最近あまり旅行しないので、若い頃沢山旅行しておいて良かったなぁと思います。「海外が良いよ!」という事ではなく、色々な文化や価値観を知る事は楽しいからです。国内も色々行って、海外も色々行きました。もちろん国内も海外も行ってない場所の方が多いのですが、それでも新しい事を知るのは楽しい経験だと思います。