私は今年40歳で、うつ病に罹患したのは、と言うか、明確にうつ病と診断をされて自立支援を申し込んだのが33歳の時です。
26歳辺りからメンタルクリニックに通ったり通わなかったりを繰り返していましたが、「診断して欲しい」と思ったのが33歳の時です。
近場の心療内科を調べて駆け込みました。
わたしは32歳の時に結婚してますが、夫は26歳辺りからうつ病で、もちろん私と結婚した時もうつ病真っ最中でした。
「うつは移る」と言われますが、感染病的にうつるのではなく、うつ病患者相手に真面目に対応するとこちらの精神的負担が大きい、という事です。
うつ病患者に接した時、その人と落ちる気がなければ自分の罪悪感は封印して離れるのがベストです。特に、自傷癖を知らせてくる人は離れるのが吉。その人は死ぬ気ないから安心だよ!そもそもそういう人は、うつ病じゃなくてもっと重大な病気か性質だから、健常者じゃ対応できないよ!あとは構ってちゃんだからまず死なないよ。安心。
私の過去の友人に、統合失調症の女性がいまして、その人もよくSNSに自傷写真を挙げてました。「不愉快だから次に挙げたら縁切る」って告げたら挙げなくなりました。でも結局縁切りましたけどそれは別の話。
当たり前な事ですが、統合失調症はうつ病よりずっと重度な病気です。でもそれでも人の言葉に傾ける耳はあるという事。
まぁそんな訳で、意外にうつ病患者も理性は働いてるよってのが前提です。
うつ病は「心の風邪」とよく言われますが、当たり前にそれは間違いです。今は「脳の病気」として認知されています。
脳が誤作動を起こし、その時々に適切なホルモンを脳が出してくれなくなる。それがうつ病です。
「うつ病が心の風邪である」と初めに発言した人が誰かは知りませんが、多分悪い意味では使ってないと思います。「『心の風邪』だから、そんなに深く考えず、ゆっくり休むのが良いよ」みたいな感じだったんじゃないですかね。推測ですけど。
あ。
ここでは「非定型うつ病」と「双極性障害Ⅰ型Ⅱ型」はとりあえず置いておきますね。
うつ病の治療法として挙げられる事は大抵決まってます。
*病院から処方された薬をきちんと飲み、その経過を先生にきちんと報告する事。
*日中、太陽をきちんと浴びる事。
*食事を含めて、規則正しい生活を送る事。
これね。
これ、ちゃんとやったら確かにめきめき回復します。
でもさ、どん底にいる人にそれ出来んの?
出来ないよね。
そとそも、どん底にいる人は何もしたくないんだもん。自分の存在価値が分からないんだもん。
じゃあ、薬貯めて一気に飲んで吊ろう。1回に賭ける。意識ないままいけたら良し。
いけなかったら諦めや。多分もう行けないから。
1回に賭けるんだよ。
吊ろうが切ろうが好きな方法で良いが、1回に賭ける。
無理なら諦めて苦しい人生を全うせぇや。
因みにうつ病からの私の回復期は、次以降の気が向いた時に書きます。
眠いからー!(ヨン様で読んで)