単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

誉めても叱っても伸びない。

最近自分の子供時代を振り返る機会が多く、気付いた事があります。

私は誉めても叱っても伸びない子供だった。
自分のやりたい事しか伸びない子供だった。
そして、それ以外は全く無視の子供だった。

暖簾に腕押し糠に釘。

母は苦労しただろうなぁと思います。
一般的に考えて、子供は誉めるか叱るかしたら頑張りますよね。努力しますよね。
私は母の言う事を全く無視していたんですよ。
始末が悪いのは、母の言う事に対して「泣いて詫びる」と言うリアクションがあった事。

私は、「自分は母が怒る様な事をしたのか。それについてはごめんなさい」と思って詫びていましたが、何が悪いのかは全く理解していませんでした。
でも「何が悪いのか分からない」とは伝えませんでした。
何を言っても怒られる様な気がして、何を伝えたら良いのか分からなくて。
泣いたのは、感情的に怒る母がただ単に怖かったからです。
母はそんな事とは露知らず、泣いて詫びる私を見て、「この子は分かってくれたんだ」と誤認しました。

で、同じ事でまた怒られる。
ほぼ毎日怒られてましたね。

そんな事を繰り返している内に母の説教は私には念仏の様に聞こえる様になり、ただ無心に聞き流す様になりました。
悪循環。

結果的に、現在、夫に母と同じ事で怒られている気がします。
「何処かで同じ事を言われた気がするなぁ…」と思いながら、やはり夫の言い分が念仏に変わりつつあります。
南無南無。