単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

自分の中で怒りを消化して、1つ自信になった。

先日、母がいきなり言いがかりをつけてきました。
私に対してでは無く、夫に対して。
しかも裏取りもしておらず、不確実な情報を元にして。

確かに夫は偏屈で粘着質でコミュ障で付き合いづらい人なので母が誤解しても仕方ないのですが、嘘はつかないしつけない正直な人です。
まだ付き合いは数年と短いけれど、私は夫の(良くも悪くも)正直な所を信用しているし、それについては自信があります。
だからそれは母の誤解だという確信がありました。

でも母は引かない。
私がどんなに説明しても納得しない。
すぐに裏取り出来る事なのにそれもしないで、夫に対する思い込み一手。

次の日に裏取りしたところ誤解だと分かったらしく、謝罪の電話がありました。

そもそもの情報源となった人物を私は元々好ましく思っていないので、その人物と母に対する怒りに拍車がかかり、怒りが丸一日続きました。
他人を信用して、血縁の私の言う事を疑うなんて…!という気持ちが強かったと思います。
厳密に言うと赤の他人ではないんですけど、まぁそれは置いといて。

言いがかりをつけられてから丸一日後、やはり怒りがおさまらずにいた私は、母に一言物申してやろうと思いました。

でもふと思ったのです。
母は謝罪の際、「精神的に余裕が無くて」と言っていた。
確かにここ最近の母は精神的に追い詰められています。
母は自分で自分を責めていて、でも理不尽さも感じていて、自分だけでは消化出来ない感情と戦っている。
誤解するのも致し方無いのかもしれない。
精神的に余裕が無いと、人間は閉鎖的な考えに支配されますから。

そこで私は怒りを消化出来ました。
だから母には物申しませんでした。

今回の事で自分が夫を信頼出来ている実感が湧き、夫の盾にきちんとなれた事が自信に繋がりました。
今まで夫の盾になれず、その結果、私の親兄弟と諍いを生んできたので…。

ちゃんと自分の中で怒りを消化出来たし、夫の盾にもなれたし、些細な事だけれど自分の成長を感じた瞬間でした。