単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

私は単純な人間です。

今、ドラマ『白夜行』が再放送していて、それを録画して観ています。
リアルタイムでは観ておらず、今回が初見です。
原作は読んでいないのでドラマだけの話になってしまうのですが、ドラマの中で山田孝之扮する桐原亮司が、「いつまでも生きていたかった。いつ死んでも良かった。俺は幸せだった」と言うシーンがあります。

いつまでも生きていたいと思った事は無いけどいつ死んでも良いと思ってる私は、それを聞いて、「私は幸せなのだな」と思いました。

母に昔から「どうしてあなたはいつも刹那的なの?!」と怒られていました。
後先考えず行動するし、何回も同じ事をするし、危険な目に何回も遭っているのに、私が何も変わらないからです。
分かっているのに、自ら危険な状況下に陥るからです。

自分でも分からないけど、いつ死んでも良いと思ってるから刹那的なんだと思います。
今ある幸せを、嚙み締める事が出来ないんです。

自分より厳しい状況下で育ってきた方も沢山いらっしゃって、自分は恵まれているという事は頭では分かります。
分かっていても、心は分からない。納得しない。

結構、私の家庭環境はシビアみたいで、笑い話として友達に話しても引かれたりします。
「よくグレなかったね」と何回か言われた事がありますが、グレる事すら許されなかったんです。

私は体だけBBAになって、中身は全然成長しません。
どうしたらこの苦しみから逃れられるのか、そればかり考えています。
私は幸せなのに。
私は幸せなのに。

大事な事なので2回言いました。

私は幸せなんだ。