単なる普通の変な人

よく変と言われるけど私は普通の人です。アイコンはあずらいちさん作画。

子供を作らない理由を説明するのは難しい。そして嫉妬が無い事も説明するのは難しい。

私達夫婦には子供がいません。
選択子無しってやつです。
最初からそう決めてた訳ではありませんが、色々理由があってそうなりました。

元々私は子供が好きでは無いので子供のいる生活に憧れは無いし、子供のいる人に嫉妬もありません。
可愛い子は可愛いと思うけど、うるさいとか落ち着きなく暴れるとかそういう子は嫌いです。
ただ、育児は大変なんだろうなぁとこの年になると経験が無くても想像はつくので、出来るだけ子供を連れている方には広い心で接しようとは努力してます。

でも。
「女に生まれたからには子供欲しいでしょう?」とか「我が子は可愛いよ」とか「実は嫉妬してるんでしょ?」とか、兎に角言われるのです。
どんなに噛み砕いて説明しても誰も納得しないし、結局また上記の言葉に戻るのです。
何でそんな無責任に言葉を発せるのか本当に謎。
私はこれらの言葉を浴びせられる度に「自分は欠陥品である」という烙印を押されてる様な気分になり、落ち込むのです。

世の中には子供が欲しくて欲しくて、でも叶わなくて、努力をされたり諦めたりされてる方がいらっしゃるという事も理解はしてるつもりです。

でも、女性全員が子供を欲しがる訳では無いという事はなかなか理解されない気がします。
少なくとも私の知る範囲ではそう。

最近は年齢的な事もあり、周りはあまり言わなくなってきたので助かってますが(希望してても叶わない方がいらっしゃるから、私もそうなのか?と思われ言われない)、「欠陥品の烙印」は私の中からは消えてくれなくて、今も何かある度にモヤモヤします。

女として欠陥品と言うより最早、人間として欠陥品という烙印。

私の中には「欠陥品の烙印」が沢山あって、それは私以外の人からの無意識の発言によってつけられたもの。
誰も私を傷付けるつもりじゃなかったって事は分かっているけど、私は傷付いて、でも大多数の人がそう言うのなら私の頭の中がおかしいのかもとずっとずっと、今も疑問は続いてる。

「私は私なの」

そう言えたら烙印は消えるのかもしれないけど、そう言ってこのまま突き進んだら社会生活送れない気がするので、小心者の私にはそれが出来ません。

因みにこの記事はこちらの記事に触発されて書きました。

この方の仰る事に深く納得しました。